運命の恋、なんて。

誰かから連絡入ったのかな?



いつになく真剣な表情が、これまたイケメン。



って、八雲くんを観察してる場合じゃなかった!



「あ、あのっ。あんなところに観覧車が!!みんなで乗りませんか!?」



「あ~、あれね。友達同士じゃキツイっしょ。ふたりで乗ってくれば?」



えーっ!



ニット帽の男の子は呆れ顔だ。



ノンちゃんは歯を食いしばっている。



「そう言わずに!恋が芽生えるかも…」



「たった10分で?」



「その、それはー…」



思わず、八雲くんに助けを求めるも。



スマホを見つめ、顎に手をあてまだ固まっている。