運命の恋、なんて。

「胡桃、聞いてなかった?八雲くんおすすめのケーキがあるお店」



「ああっ、そうだね~!あたしはいつでも」



みんなでケーキを食べに行く話になってたんだ。



とりあえず話を合わせるために頷く。



「今週の日曜日はどうかな」



ノンちゃんが提案すると。



「俺、その日バイトだな。お前らで行って来いよ」



ええっ!?



ケーキは気になるけど、黒田先輩が行かないなら意味ないし!



「あたしもその日はちょっと…土曜日はどうかな」



用事があることにして、土曜日を提案。



「土曜はあたしがバイトなんだ」



ノンちゃんが、残念そうに呟く。



「なかなか予定合わないね…」