運命の恋、なんて。

あたしは、ノンちゃんみたいに前に出て行くタイプでもなければ、みんなを率いてまとめるタイプでもない。




どちらかといえば、頼れるリーダーについて流れに従うタイプ。




だからこそ、客観的に物を見てしまうところがある。




突然八雲くんがあたしに付き合おうって言ったのも唐突過ぎるし、この告白にはなにか秘密が隠されてるのかもしれない。




元カノと別れて、傷心でやけくそになったとか。




うん、きっとそうだ。




そうに違いない…。




「で。いつ行く?」




「…へっ?」




考えごとをしている間、少しボーっとしていたみたいで…なんの会話なのか、3人があたしをジッと見ている。