運命の恋、なんて。

「スイーツ男子、いいと思う」



なんだかノンちゃんが責められてる気がするし、八雲くんがスイーツ好きなのを肯定したくて思わずフォロー。




すると八雲くんの表情も少しゆるんだから、ホッとしていると…。




「八雲ってマジ詳しくて。元カノともよくスイーツめぐりしてたよな」




黒田先輩の言葉に、八雲くんの顔が若干引きつったのをあたしは見逃さなかった。




これだけカッコよかったら、彼女がいたのは当然だよね。




だけど敏感に反応してるってことは、あんまり話されたくないことなのかも。




出会ってから少しの間しか一緒にいないけど、八雲くんのことを少しずつ理解し始めてる。




あたしには優しいけど、男の子にはちょっとぶっきらぼうだったりで素の部分も見え隠れ。




ホントの八雲くんは、きっと黒田先輩と話してるときに見せてる顔なんじゃないかな。