運命の恋、なんて。

「そっちこそ嫌じゃない?俺は全然気にしねーけど。そんな気になるなら、洗って返して」




「あ、ハイ…」




まだ、連絡先すら知らないのに。




人の物を着るって、少し抵抗があるはずなのに。




それは言われるまで気づかなかった。




「ありがとう…」




「いいよ。ごめんな、今日1日着てたから臭いかも」




「謝らないで!?こっちこそ、あたしなんかが着てごめんなさい!!こんなの、八雲くんのファンの子に恨まれるよね」




「はー?ファンなんかいねぇって」




苦笑してるけど、これだけカッコよかったら校内や通学路のどこかに絶対いるはず!