約束の時間が近づくにつれ、私はそわそわし始めた。 まだかな。髪型崩れてないかな。おかしなところはないかな。ショートケーキは綺麗にできたけど斜めになってたりしないかな。 待っているだけなのにいろんなことが心配になってくる。 「よっ。」 そいつはそう言って笑顔で近づいてきた。