「あ!よーちゃん!と先生!」
ビクッ
「若菜〜」
うわ。
なんだよ、さっきまで深刻な雰囲気と顔してたのに。
表情崩れすぎだろ。
どんだけ藤堂大好きなんだこの人。
イケメンじゃなかったら絶対ダメなやつだ。
ギュっと目の前で抱き合う2人。
「一応…教師と生徒…」
「「その前に、家族ですから!」」
うわ。殴りたい。
なんだそのドヤ顔は。
「先生も来るかい?」
「おぉ!霧崎先生!ウェルカム!」
「いや行かねーよ。」
ったく。さっきまでこいつの話で暗くなってたのが。
こいつが来たら、一気に明るくなっちまった。
でも、それでこそ藤堂だよな。
過去のこと聞いて俺がゴチャゴチャ考えたって…意味ない。
切り開くのはこいつら。
俺はそのサポートぐれぇしかできねーからな。


