「大丈夫。俺たちは仲間は絶対に裏切らねぇ。」

「それになにより、若菜がいるから。」

「俺らよりも、若菜の方が力になれることが多いだろう。」

うん!女の子同士だからね!

「私、美和ちゃんのために頑張るからね!」

「ありがとう!若菜ちゃん!」

えへへ!

ブーッブーッ

ん?誰だろう?

「あ、私ちょっと教室に戻るね。みんなは美和ちゃんと居てあげて!」

「「わかった。」」

屋上を後にして教室に行く。

ラインに大事な話があるのって書いてあったけどなんだろう?

ガラッ

「ただいま〜。あいちゃん。大事な話って…」

あれ?

教室のみんなが静か。

他のクラスの人もいるのに。

「ねぇ、若菜。美和ちゃんが月華の姫になったって本当?」

「うん!そーだよ!ビックリだけど嬉しいよね!」