最強の元姫さま!


月華side

ガラッ

「総長!話があるって人達がきてる!」

「…誰だ。」

「よぅ。月華。初めましてだな。」

キラキラと耳元で光っているモノは、裏の世界では"見たが最後、絶対に逃れられない"と言われ恐れられているモノ。

最強の象徴。

でも見たところ、こいつらは高校生。てことはニ個前の代。つまり、歴代の中でも特に強かったと言われてた奴ら。

「お前らが俺たちに何の用だ。」

「単刀直入に言う。若菜を助けに行け。」

ドクンッ

「なんで…お前らが…若菜のことを…」

ドクンッ

「あんたら、もう気づいてんだろ?」

若菜に懐いてる一年が言う。

「この人達の"色"がひとつ足りないことに。」

ま…さか…

「六花中史上最強の番長、黄色のピアスを持つ、俺たちの太陽。それが、若菜だ。」

そ…んな…

若菜が…あの、"六花の藤堂"!?

「六花の藤堂の噂知ってんだろ?仲間に追い出されたのに仲間を守るために1人で敵と戦い、その敵までも味方につけるほどのチカラの持ち主。」

「今の若菜の状況とまったく一緒だな。」

「つまり、騙されたんだよ。お前らも。」