「一緒に食うのは許す。けどこいつに気安く触んじゃねー。」
「若菜は誰の彼女でもない。」
「一番大事な仲間だ。」
「お前もこの学校にいるなら知っておけ。六花最強の6人の中でも一番強いのはこいつだ。」
「こいつにとって困ることや傷つくことをしたら、俺たちはお前を許さない。」
「みんな…」
「そっか。…みんな仲良しなんだね。仲良きことは美しきかな。」
ガクッ
一気に空気は壊れた。
「あのね、私はクラスのみんなにもこの学校のみんなにも正体を隠して生活してるの。怖がられるのも特別扱いされるのも嫌だから。だからフードで顔を隠してる。けどみんなのことを大切に思う気持ちは誰にも負けない。トップであるという誇りも。」
「じゃあさ、せめて一緒にご飯を食べる俺には素顔を見せてよ。誰にも言ったりしないし会っても知り合い面しないから。ね?ダメかな?」
「うん。わかった。」
パサッ
さっき急いでフード被ったから髪がぐしゃぐしゃだ。
「っ!//////」
「ん?どーしたの?固まって。」
「触らせたくないの…わかる気がする。これはダメだわ。//////」
「へ?何が?」
「俺たちの苦労…わかるだろ?」
「大変なんだわ。バカだから。」
「うん。本当大変そうだもんね。」
「そっか。みんな大変なんだね。ところで何がそんなに大変なの?」
「「…このバカ!!」」
「まってまって、私学年1位なんですけど!?」


