まさか…。

ダッ

「え?若菜っ!?」

そんな…。

なんで彼らが?

そりゃあよーちゃんが言ってたけどでも、こんなに早く見つかるなんてっ!

どうしよう

どうしよう

頭がぐるぐる回って、何も考えられない。

けど、行かなきゃ。

月華と会わせるわけにはいかないっ!

「いた!」

ドクンッ

ドクンッ

あぁ、変わってない。

彼らのままだ。

ドクンッ

「「若菜!」」

「みん…な…。」

どうしているの?どうしてここがわかったの?

なんで?なんで?

「お願い…帰って。」

「若菜…俺たち「おはよー!若菜!」

ギュッ

「銀くん!?あ、おはよう?」

「ちょっとー銀だけずるいー。」

ギュッ

「じゃあ俺もー。」

ギュッ

「ちょっ…3人ともっ…苦しいって!」

「「あははー」」

いや、あははじゃないし!まったくもー!

「若菜。ここじゃ目立つ。とりあえず俺らがなんとかするから。荷物持って近くの公園まで来て。」

大地くん…。

パッ

「「行って。」」

「ありがとう!」

「「ちょっ…若菜!」」