「何も考えてなかったの。ただ、美和ちゃんが危ないってわかったら身体が勝手に動いてた。」
「は?お前バカだろ。」
「りーちゃんよりは頭いいよ。」
「おまっ…真面目に答えんなよ。」
「まぁ、何が言いたいかっていうと、人はそれほど考えてないってことだよ。直感で動くくらい単純なんだよ!」
私には、助けるって選択肢以外なかっただけ。
だって、美和ちゃんは友達だもん。
「てことで、私は行くね。」
そう言ってみんなの元を去った。
バタン
さて。
とりあえず、よーちゃんのとこに行こう。
避難してたみんなが帰ってくる。
よかった。怪我は無さそう。
戦っていたみんなも、かすり傷程度で済んでる。
けど、この状況はまずい。
ガチャ
「よーちゃん。」
「若菜…。お前があいつらを撤退させたのか?」
「うん。屋上から落ちそうになったの助けたら、撤退してくれたの。」
「そっか。」


