グイッ
ドサッ
「「よ、よかったぁ〜」」
なんとか無事、引き上げることができた。
「ありがとう…藤堂。」
「ううん。フェンス壊れてるの忘れてて押しちゃったの私だもん。怖い思いさせてごめんね。」
「でも、お前が助けてくれなかったら俺は死んでた。敵なのに助けてくれてありがとう。」
この人達って、素直だなぁ。
「あははっ…なんだかあなた達っておもしろいね!みんな素直ですっごく仲良しなんだね!」
ともきって人が落ちそうになった時、戦うことは一切考えなくなって、助ける方に集中した。
反射的にわかるんだ。戦うことよりも仲間の方が大事だって。
普段から、すっごく仲良しなんだろうなぁ。
「「っ…///////」」
「藤堂…お前は命の恩人だ。だから、なにか礼をしたい。」
「お礼なんてそんなっ!いいよいいよ!」
「いや。何かさせてくれ。」
え〜。お礼って言われても…。
「じゃあ…月華に攻撃をするのをやめて。撤退して。」
「「え?」」


