最強の元姫さま!


さて。どれにしようかな。

コレにしよう。

パッと紙を開くと"好きな人"と書かれていて、ハートがいっぱい書いてあった。

これって…愛の告白カードってやつ?

「えー月島くんのは「読まないで。」あ…はい。」

読まれなければ、バレることはない。

審査員にはバレるけどそれはまぁ、しょうがない。

好きな人…。

真っ先に頭に浮かんだのは、やっぱり君の笑顔なんだ。

けど、こういう場合は美和を選ぶのが普通なんだよね。

俺たちの姫なんだから。

でも

身体は勝手に若菜の方へと足を進めていた。

若菜はキョトンとしている。

こんなに距離が近いのは久しぶりだな。

「来て。」

素っ気ない言葉。

グイッと若菜を引っ張った。

「圭くん!?」

ドキンッ