「いや…まぁ…ね。うん。」
「知ってた。知ってたけど…」
「まさかそんなことのために…」
「あそこまで本気をだすか?普通。」
「しょうがないよ李人。あの子は普通じゃないんだから。」
ボソボソと言いながらも、5人はグラウンドの方へ戻っていった。
「晋ちゃん。月華には手を出さないで」
「若菜…でもあいつらは!ただの勘違いでお前を追い出したんだぞ!?話を聞こうともせずに!」
「それでも、大切なの。守りたいの。」
「若菜…。でもな、あいつらは近々絶対敵襲に遭う。」
「え?」
「若菜と月華の噂はどんどん広まってる。今の月華はとても脆い。No.1の座を奪うにはもってこいだ。」
「そんなっ」
「若菜。本気であいつらを守りたいのか?自分を追放したやつらでも?」
何をされたかなんて関係ない。
何をしてもらったかに意味があるんだ。
私は、月華に色んなものを貰った。
だから
「うん。私はみんなを守るよ。」
「じゃあ、俺も協力する。あいつらにバレないように。」
「でも…月華とは敵なんでしょう?そんなことしていいの?」


