「ぐすっ…はぁっ…」

落ち着け。

大丈夫。

そう言い聞かせてもなかなか痛いのは消えてくれない。

校庭をトボトボと歩く。

あれ?足がフラつく。

どうしたんだろう…。

ドンッ

「「わっ」」

ドサッ

「いった!どこ見てんのよっ…!」

「あ…ごめんね。美和ちゃん。」

はぁっ

はぁっ

「あんた…なんか様子が変よ?」

「う…ん…はぁっ…はぁっ…」