若菜side
ドクン
ドクン
ふぅ。
ガラッ
「…なんだ。いないやぁ。」
「ほっ…そっか。あいつら帰ったんだな。」
「ねぇ先生。よーちゃん…さ。私と月華のこと知ってた?」
「いいや。知らなかったみたいだ。」
「そっか。よかったぁ。」
みんな…ちゃんとよーちゃんにバレないようにしてくれてるんだ。
「あと…お前の過去の話も…聞いた。」
ドクン
「そう…。」
「勝手に聞いちまって…。悪いな。」
「ううん。よーちゃんが話したんでしょう?私は別に隠してないから…月華のみんなにも話そうとは思ってたんだ。」
みんなは私に全てを話してくれたから。
自分達の過去に起きたこと。
仲間になったこと。
月華に入ったこと。
全部を。


