最強の元姫さま!


「先生忘れ物してないでしょ!」

ギクッ

「なんでついてきてくれたの?」

なんでお前はこんな時だけ鋭いかな。

「さっき、教室に月華が残ってたんだよ。」

「…そっか。ありがとう。先生。」

悲しく俯いて藤堂はお礼を言った。

なんで…こんなことするんだろう。

藤堂みたいな奴に…なんでこんな酷いことするんだろう。

「神様って…本当にいるのかね〜。」

「え?」

「いや。なんでもねー。」

もし神様がいるなら…こいつを幸せにしてやってくれよ。

こいつは普通の人以上に苦しんでるんだから。



霧崎side〜end〜