「3年には、会えたか?」
「…はい。沢山の宝物を貰ってきました!」
"沢山の宝物"ね。
それをあげたのは一体どっちなのかね。
3年にとったらきっとお前の方が、"沢山の宝物"をくれたんだろうけどな。
「てかお前、教室にカバン置きっぱだったろ。」
「そーなのよ!私としたことがついうっかり!」
「「いや、うっかりはいつものことだろう。」」
「…否定できない!じゃあ、行ってくる!またね、よーちゃん!先生!」
はっ
「待て。俺も教室に忘れ物したから取り行く!」
「え?じゃあ私が持ってく「いや任せられない。」
「なんて酷い人なんだ!」
「とにかく行くなら早くしろ。カギ閉めるから。」
「はーい!」
「じゃ、理事長。失礼します。」
「はーい。バイバーイ。」
ふー。危ない。
さすがに月華が教室にまだいるかもしれないとこにこいつを1人で行かせられねーだろ。
話を聞いちまった以上、特にな。


