ということで私は早く起きることにした。


(どうしよう…何しようかな…)


早く起きたのはいいものの、とても暇だ。

一階に行くっていう選択肢があるけど


正直親とは一緒にいたくない。


「はぁ…」


とりあえず着替えよ。


着替えようとしたその時、廊下から足音が聞こえた。

「お母さん…?」

私は六年前、お父さんを亡くした。

だからお母さんと二人暮らし。


この家の中にいるのは私とお母さん
だけなのだ。