初めての先輩との電話。
いつもと違う先輩の声。
私の胸はドキドキいっていた。
『蒼衣ちゃん、緊張してる?』
「す、少し......」
『ははっ!リラックスしていいから。』
先輩はそう笑った。
り、リラックスって言われても......
きっと、話していくうちに緊張も和らいでいくよね。
『今、電話大丈夫?』
「あ、はい、平気です。」
『よかった。夏祭りのこと、決めようかなって。』
「あ、はい。」
お祭りのことか。
『8月にある、地元のお祭りでいいかな。』
「大丈夫です!」
8月の初めにある、地元のお祭り。
小さい頃から、毎年行っていた。

