【完】オオカミ先輩は溺愛中






「それにしてもいきなりだったね。」



「そうなんだよ.....」



嵐のように先輩はやってきて、去っていった。




何の前触れもなく夏祭り一緒に行こうって誘ってきたから、戸惑いが隠せなかった。




別に、嬉しくないわけじゃないんだけど。




いつも思うけど、



あんなにモテる先輩が、なんで私なんかを.....



夏祭りなんて、もっと可愛いこと一緒に行けばいいのに。



きっと、いろんな女の子から誘われてるだろうし。




「めぐみ。」



「んー?」



「真祐先輩って私のこと、どう思ってるのかな?」



だって、あの事件以来、妙に関わってくる。



迷惑だとか、そんなんじゃないけど。



モテモテな先輩が、こんな可愛くもない平凡な私に関わる理由が分からない。



なんで、私なんかにって。