「よかった!クラス知れれば、いつでも会いにこられる!」
「え?」
あ、会いに来るんですか.....?
これからも、この教室に。
しかも、私に会いに、くるってこと.....??
い、いや、待って?
真祐先輩って、モテるんだよね......?
なのに、私なんかに会いに、この教室にきてもいいの??
ほかに、彼女とか......いるんじゃないの?
だ、だって、こんなに格好いいのに、さ.....
「ん?どうかしたの?」
「え、あ、いや、なんでも......」
しかし、本人に直接そんなこと言えない。
もう、ここからは本人に任せるしか.....
「んじゃ、またね~!!」
先輩は、手を振り教室から出ていった。

