【完】オオカミ先輩は溺愛中







でも、このままぎくしゃくしたままなんて、嫌だし。




聞いてみるしかない、よね.......





「今日の帰り、聞いてみようかな。」




「うん!その方がいいよ!」






もし、先輩がひとりで悩んでるなら力になってあげたいもん。




少しくらいしつこくても、嫌われたりしない、よね?





私の気持ちは、きっと先輩にも届くはず。





私は心の中で、覚悟を決めた。




放課後。





少しドキドキする胸を抑えながら、先輩と帰り道を歩く。





チラッと、隣を歩く先輩の顔を見あげてみる。





なんとなく、だけど。




元気がない気がする。





いつもはもっと、いろんな話をしてくれるのに。





前を向いてるけど、どこを見てるんだろう。