意地悪はするけど、それ以上に優しい先輩。 だから余計に先輩に弱いんだと自分で思う。 「助けて........」 「いやぁぁぁぁーーーーっ!!」 目の前に現れた真っ白な髪の長い女の人。 昨日とは全然違う雰囲気。 クォリティーの高さに驚く。 一日目と二日目でこんなに違う雰囲気を出せるなんて。 「蒼衣!置いてくなよ!」 後ろからかけてきた先輩。 驚きのあまり走り出した私は、先輩を置いてきてしまったらしい。 「ご、ごめんなさい......」