先輩と文化祭を回れることは嬉しいけど、お化け屋敷が待っていると思うと素直に喜べない。
仕事をこなしていくうちに時間は過ぎ、休憩時間に入った。
エプロンをとり、教室を出る。
教室の前には先輩が待っていた。
「お、お待たせいたしました.....」
「おー!きたか!」
先輩は嬉しそうな顔を向けた。
そんな先輩の柔らかい表情に、いつも心が落ち着く。
「さ、行こっか?」
そう笑った先輩の笑顔は悪魔の笑顔で。
笑顔の裏には絶対何かが隠れていて。
その正体はもう分かりきっていた。
「ほ、本当にはいるんですか......?」
「もっちろーん!」
先輩のクラスのお化け屋敷の前。
入り口からもう怖さがでている。
何で先輩はそんなに楽しそうなんですか.....
やっぱり男の子だし、怖くないのかなぁ?

