ツインテールなんて普段あまりしないからなぁ......
似合ってるか不安だけど。
めぐみがそこまで自信満々な顔つきなら何とかなる......よね??
「そろそろ開会式行くぞ~!」
先生のかけ声で私たちは体育館に移動した。
校長先生の話や、諸注意を聞き、文化祭が始まった。
□■□■
開店早々、大繁盛だった。
思っていた以上のお客さんの量に戸惑いながらも何とか仕事を進める。
注文を聞いたり、運んだり、片づけたり。
何とも忙しい。
休む暇もなく、お客さんは教室に入ってくる。
忙しいけどやっぱり、自分のお店がそれほど人気だと思うと嬉しくなる。
「蒼衣!お客さん!!」
不意に、めぐみに声をかけられて、教室を見渡すと、そこには先輩の姿が。
私を見つけた先輩は私のところにやってきた。