しかし、そんな私の意見に先輩が納得いくわけなんてなく。
「あれ、俺に逆らうの?」
先輩の目は、オオカミに変わってしまった......
「あ、えと......」
「蒼衣?俺のこと、名前で呼ぶよね?」
「.......はい。」
「おっけ!じゃあ、敬語もなしね~!」
えーー......
サラッと条件つけたされてるんですけど......
でも、これ以上抵抗したら危ない気がする......
私は渋々納得した。
先輩は満足そうに自分が頼んだものを食べている。
そんなに、嬉しそうな顔されたら。
“はい”って言うしかないじゃないですか......
きっと、本人は気づいてない。
顔がとても嬉しそうで、生き生きしてることに。

