【完】オオカミ先輩は溺愛中







気を緩めると、ボーッとしてくる。





「さて......さっきの話だね。」





さっきよりも、真剣な顔をしている先輩。






そんな先輩を見て、私の背筋も伸びる。





「もう一回言うけど、俺、蒼衣ちゃんのことが好き。」





「え、あ、はい......」





「あの日、事故で蒼衣ちゃんにキスしちゃったでしょ?



そのあと保健室で会って、少し話して。




興味持ったんだよね、蒼衣ちゃんに。




どんな女の子なんだろう、って。」






先輩の口から出てくる言葉。




全部、夢みたいなことばかりで。





まさか、真祐先輩が.....





「色んな口実くっつけて、蒼衣ちゃんに会いに行ってさ。



いつの間にか..........好きになってた。」






もう.......すでに泣いてしまいそうだ。





お店だし、泣くなんてことしたくないけど。




あまりの嬉しさで。