がんばらなくちゃ、って。
そう思えた。
ずっと、くよくよしてた。
弱虫だった。
恋って、自分のことを強くさせてくれるんだね。
その人のためなら、今までできなかったことも、できるようになる。
「授業出るの面倒だねー。」
お昼休みももう終わる。
また、お昼ご飯食べてないや.....
「サボっちゃう??」
私に、ヤンチャな顔を向けためぐみ。
「そうしよっか!」
「蒼衣、不真面目~!」
「言いだしはめぐみでしょー!」
私たちは声を出して笑った。
授業をサボるのは2回目だ.....
今回、教室にめぐみはいない。
だって、ここにいるから。
どうやって、ごまかすんだろう。
怒られちゃうかな....