───ガラガラ
「あっおいー!」
「んっ.....」
どのくらい寝ただろう。
元気な声が聞こえてきた。
目を開くと、ベッドの横にはめぐみの姿が。
「授業終わったから、迎えにきたよー!」
もう、授業終わったのか......
寝てたせいもあって、あっという間だったな。
私はベッドから起きあがり、上にのびた。
「ん~~~っ!」
「体調は?よくなった?」
「え、あ、なんとか、ね......」
保健室であったこと、めぐみに言うべきか......
言わぬべきか......
まぁ、でも、結果寝られたし。
「よかった!じゃ、戻ろうよ!」
「あ、うん!」
めぐみと一緒に、保健室をあとにした。