私は家に帰ると速攻、めぐみに電話していた。 『大森とのデート、なんかあったの?』 「いろいろありすぎ!」 私が好きって! 私が大森くんの彼女だなんて! ど、どうしよ...... 私はめぐみにすべてを話した。 「蒼衣モテモテじゃーん!」 しかし、めぐみはそんなことを言っていて。 そんな場合じゃないのに...... 大森くんの告白...... どうしよう...... ふと、頭に浮かぶ真祐先輩の姿。