【完】オオカミ先輩は溺愛中







その嘘に、まんまとのせられてしまった。





「案外知ってるだろ?如月さんのこと。」




と、大森くんはいった。



な、なんか、恥ずかしくなってきた.......




ここまで読まれてるとは。





「結構見てるんだよ、あんたのこと。」




「お、送ってくれてありがと!」




「またな。」




大森くんは帰って行った。




背中が見えなくなるまで見送る。




大森くんと関わるようになって、新しい大森くんをたくさんみた気がする。





それにしても........





「めぐみぃー!」




『いきなりどうしたの!』




「もう、頭ぐちゃぐちゃぁ~。」