大森くんとおしゃべりしながら道を歩く。
「こっち。」
私が道路側を歩いていると、私の腕を引っ張って、壁側を歩かせる大森くん。
や、優しい......
大森くんて、こんなに優しい人だったんだ。
今まで話したことなかったし、全然知らなかった。
「なんで.......あんなに地味にしてるの?」
だって、こんなに優しいのに。
こんなにイケメンなのに。
地味にしている理由が分からないもん。
いつも通りにしてたら、モテるのに.....
大森くんをからかう人なんて、いないのに。
「だって、面倒じゃん。女がよってくるの。」
「そ、そうなんだ.....」
時々大森くんは毒舌だ。

