【完】オオカミ先輩は溺愛中






まぁ、無理もないよね......




いきなりの話だし。





「えと、いつ?」




「今日の放課後。」




「何でそんなことになったの?」




「えと、それは......」




私はことの一部始終を話した。




昨日3年生に話しかけられたこと。





そこで大森くんが助けてくれたこと。




メガネが割れてしまったこと。




そしてさっき、デートに誘われたこと。





「災難だったね、蒼衣。


私が一緒に帰ってあげられてたら......」




「めぐみ!そんな落ち込まないでよ!」





めぐみは肩を落としていた。




「だって、蒼衣が怖い思いして......いつも通り一緒に帰れてたら、そんなことにならなかったよね。」




「めぐみ.......めぐみのせいじゃないよ?」





それは絶対。



めぐみは何も悪くないよ。