「私が壊しちゃったわけだし、メガネ代渡せば、女の子がよってこなくなるかな?って。」
「如月さん、バカなの?」
ば、バカ!?
大森くんに、バカ呼ばわりされた!
それも、ものすごいバカにされたように!
「何度も言ってるでしょ?
如月さんがメガネを壊したわけじゃないの。
なのになんで、如月さんからメガネ代をもらわなきゃいけないの?」
そ、それはそうかもしれないけど......
「それに、これからメガネかけたとしても、この顔みられたわけだし、変わらなくない?」
確かに.....
メガネの下の素顔、知られちゃったんだもんね。
またメガネをかけて登校してきても......現状は変わらないか。
「だから、メガネ代とか言わないでよ。」
「う、うん......ごめんね?」
「謝るのが好きだね、如月さん。」
「え、う、うーん......」
「じゃあ今日、デートしてよ!」
思いついたように大森くんは言った。

