【完】オオカミ先輩は溺愛中





律儀、かな??




単純に、昨日ちゃんとお礼言えなかったから改めて言おうと思っただけなんだけど......





「あ、あと......メガネ......」




「あぁ、今日はコンタクト。」




「私が壊したから......だよね。」





私が変なことに巻き込まれて。




大森くんが助けてくれて。



そのせいでメガネが壊れてしまった。





「だから、如月さんのせいじゃないから。」




大森くんはそう言ってくれる。




だけど、私のせい以外にないんだもん.....




私があんなことに巻き込まれなければ、大森くんはメガネを壊さなくてすんだし。





「まぁ、周りの女子がキャーキャーうるさいけど。」




不機嫌そうに大森くんは言った。




休み時間のたびに、女の子が机の周りにやってくるもんね......





「メガネ代......」




「ふっ、何言ってんの?」




おかしそうに、大森くんは笑った。