「ていうか!5時間目サボってまで、何してたの!」
目をきらきらさせて、めぐみは私に聞いてくる。
な、何して、って......
「寝ちゃって......」
「それで?」
「え......それだけ......」
「はぁぁぁ!?」
めぐみは大きな声を出した。
え?
そんな驚くようなこと、言った?
「そんなわけないでしょ!全部白状しろぉぉぉぉ!!」
「わわ、わかったぁぁー!」
私の肩を前後に激しく揺らすめぐみ。
そんなめぐみに負け、私はマイ先輩との一件のあとのことを話した。
キスされたこと。
先輩の肩により掛かって寝たこと。
「あんた!授業サボって、そんなことしてたの!」
めぐみは興奮状態だ。