【完】オオカミ先輩は溺愛中






もうきっと、顔なんて真っ赤だと思う。




顔から火が出てしまいそうなほど熱い。




「理性保ってられてる俺、自分で自分尊敬するわ。」




真祐先輩は、ひとりでブツブツ言っていた。




何かもう、



マイ先輩とのことが一件落着したり、


真祐先輩とのキスとかで



体に力が入らない!




完全に腰が抜けてしまった。




お昼休みを終えるチャイムが鳴ってしまった。




「あー......お昼食べる時間、なくなっちゃったね。」




「大丈夫ですよ?」




お昼休み入ってすぐマイ先輩のところいっちゃったから、お弁当も食べてない。