【完】オオカミ先輩は溺愛中






なんか.....力が抜けてしまった。




私はヘナヘナとその場に座り込んだ。




「ごめん。蒼衣ちゃん......」



上から被さるように、真祐先輩が抱きしめてくれた。




「私の方こそ、いきなり無視して、ごめんなさい......」




「それはマイのせいだろ?蒼衣ちゃんのせいじゃないから。」




「で、でも......」




やっぱり、無視はダメだったよね。



真祐先輩に何も言わないで、話しかけられても話聞かなくて。




メールも電話も全部無視しちゃったし。





「俺の方こそ、気づかない振りとかして、ごめんな。」




「先輩は、謝らないでください!」




先輩こそ、何も悪くない。



私が、先に無視して。