【完】オオカミ先輩は溺愛中






「どうせ真祐に遊ばれてるんだし。
所詮あんたもここまでよ。」



そう、マイ先輩が言う。




そんなマイ先輩の言葉に、気持ちが折れそうになった、そのときだった。





───ガラガラ



「いい加減にしてくれる?」




聞きたかった声。



ずっと.....ずっと........




「真祐。」「真祐先輩。」




私とマイ先輩の声がそろった。



真祐先輩は、そのまま教室に入ってきた。





「何言ってんの?マイ。」



とても低い声。



マイ先輩の顔はとてもひきつっていた。





「何言ってんの?て聞いてるんだけど。」




静かに、マイ先輩に詰め寄る先輩。



マイ先輩は口を開かない。