このまま、怖じ気づいてしまいそう。
「蒼衣には、私がついてるから!」
と、私の肩に手をおいためぐみ。
そうだよね......
私にも、ちゃんと味方がいる。
助けてくれる友達がいる。
「大丈夫。頑張っておいで。」
めぐみは私の目をまっすぐ見てそう言った。
「うん。頑張ってくる。」
覚悟は決めたんだ。
マイ先輩のところに行くと。
自分の気持ちを伝えると。
あとはもう、行動するだけ。
私は、ドキドキとうるさい胸を抑え、マイ先輩がいるクラスに向かった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…