このまま、怖じ気づいてしまいそう。




「蒼衣には、私がついてるから!」



と、私の肩に手をおいためぐみ。



そうだよね......




私にも、ちゃんと味方がいる。



助けてくれる友達がいる。




「大丈夫。頑張っておいで。」



めぐみは私の目をまっすぐ見てそう言った。




「うん。頑張ってくる。」



覚悟は決めたんだ。



マイ先輩のところに行くと。



自分の気持ちを伝えると。




あとはもう、行動するだけ。



私は、ドキドキとうるさい胸を抑え、マイ先輩がいるクラスに向かった。