【完】オオカミ先輩は溺愛中






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ダメだ......



眠れない.......!



目を閉じたら、今日のあのシーンが頭に浮かんできて。



胸はドキドキして。


眠りにつける状態じゃない。



事故って思うって決めたのに。


なんで頭から離れてくれないの??



私は、自分の唇に触れた。


本当に、私はあの人とキスしてしまったんだ。



まだ、鮮明に思い出せる触れた唇の感触。



ドキドキと胸がうるさい。



結局、あまり眠りにつくことができず次の日を迎えてしまった。



朝から私のテンションは最悪。


朝ご飯ものどを通らなかった。



教室につき、自分の席。



私は速攻、机に伏せた。



寝不足で朝ご飯も食べられず、体調が悪い。