【完】オオカミ先輩は溺愛中






嫌なのに。



嫌、って言えない.....



「なに、なんか文句でもあんの?」



「........ないです.....けど......」




あー、私って何でこんなに臆病なんだろう。




嫌です。



って、一言言えばいいのに。



私も、真祐先輩と話したい。



連絡だって取りたい。




そう、言えばいいのに。



弱虫な私の口から、そんな言葉は出てこないや。




「けど、なに?」



マイ先輩は、私に“はい”と、言わせたいんだ。



一切連絡取りません。



一切関わりません。




そう言わせたいんだ。



でも、そんなこと言えないよ。




だって、嫌なんだもん。



関わらないなんて、連絡取らないなんて。




嫌なんだもん。