「じゃあ、切ります。」
『蒼衣ちゃん。何かあったら言うんだよ?』
「はい。」
ブツッと。
電話は切れてしまった。
真祐先輩は、怒ってる様子はなかった。
それどころか、私のことを心配してくれて。
少しでも。
先輩と話せて、先輩の声が聞けて。
よかった。
「大丈夫そう?」
「うん、何とかね.....」
少しくらいなら、平気だよね。
話したり、連絡取ったり。
許されるよね。
でも、そんな気持ちはあっという間に砕け散るのだった。
その日の放課後。
マイ先輩が、私の教室にやってきた。
もちろん、用事があるのは私で。
私はマイ先輩に呼び出された。
この前と同じ教室。

