「なんでこんな夜にいるんだよ。女の子1人で危ないでしょ?」 「先輩、夜って、19時ですよ。夏なんで 、まだ明るいですよ。」 「あ、そっか」 そんな僕をいつものようにからかい、いつものように笑う鈴奈の姿はいつもとなんにも変わっていなかった。