短編〜恋愛モノ〜

窓から窓へ
ちょうど鍵は空いていて、

中からすすり泣く声が聞こえた。

躊躇なくガラッと音を立て窓から入るとベッドで布団を被ったあいつの姿

その上からそっと抱きしめる

本当は奴が良いんだろう

こいつはは本当は俺じゃなくて…

「話さなくていい
泣いてていいから…

そばにいさせてくれ…」


言いたかったスキの言葉を
今後、後悔するとしても

言えない
これからもいるために、
一番そばにいるために、



今日も


言わない。

言えない。