「ねぇ、あたしそれ褒められてる?」

いつも芽衣、直哉、京介、あたしのメンバーで行動している。

「当たり前だよ」

面白がってノリに乗る芽衣。


あたしと芽衣が仲良くなった時に、直哉と京介は声を掛けて来て仲良くなった。

「天然記念物だからな、幸」

直哉はあたしの頭をクシャクシャと勢いよく撫でた。

「ちょ、直哉!」

乱暴にされながらもこのひと時が楽しくて、ずっと続けばいいと思った…。

「あ…」
京介が思い出したかのように口から出した。

あたしは乱れた髪を整えながら、京介の方へと目をやった。

「なぁ幸、B組の原がお前のアド知りたいって言ってたわ」

…原?

知らないなぁ。

「それ誰?あたし知らないよ」