風船ふわふわ飛んで行け

エレベーターを降りた瞬間、薬品の匂いがした。
えっと~、603号室。
廊下を歩いていると、
「海崎 信真!?」
えっ!?
そこには看護師がいた。
「やっぱり!!見間違えじゃなかった。やっぱり生はイケメンだなぁ」
バレたかぁ。
一応、変装しているのに……。
「鈴華ちゃんでしょ‼」
なんで分かるの!?超能力ですか?
「私、手紙の事知ってるのよ」
あー、そういう事か……。
「ちょうど、鈴華ちゃんの病室行くから、ついておいで。案内してあげる!」
俺は看護師について行く事にした。