代わりのない命

「か、考えてるよ?いつだって…」



「あはは……」


笑ってるのにさみしいそうな声で
涼は声を上げた。




静かなふたりだけの家に
涼の笑い声だけが響く。



「ふざけんのもいい加減にしてよ!」



涼は叫んだ。




「いつだって私のことを考えてた?嘘だ。だってあなたはいつだって自分のことしか考えてなかった。私のことなんか頭の隅にあるくらいで……





ねぇ、なんで私があの頃と変わってしまったかわかる?」